戸建売却は不動産売却の中でも特に難易度が高いことをご存知でしょうか。

 

スムーズに満足のいく戸建売却を成功させるには、売却活動時にコツを押さえておく必要があります。

 

とはいえ、

 

「戸建売却は今回が初めて。コツなんか知らない...。」

 

「そもそも戸建売却が難しい理由を知らない。」

 

という方もいらっしゃいますよね。

 

そこでこの記事ではそんな「戸建売却をスムーズに成功させたい!」という悩みを、不動産投資専門ライターが解決いたします!

 

この記事でわかること
不動産の売却の中でも難易度が高い理由
損を防ぐための4つのコツ

 

2分程度で読めますし、コツを抑えることで戸建売却を成功させる可能性が劇的に高まるので、ぜひご一読ください!

 

【戸建売却】不動産の売却の中でも難易度が高い

 

不動産売却には土地売却・アパート一棟売却・マンション売却などいろんな種類があります。

 

その中でも戸建売却は難易度がとても高いと昔から言われています。

 

ではなぜ戸建をスムーズに売却することは難しいのでしょうか?

 

売却が難しい理由がわからないとそもそも対策することができないですよね。

 

そこでこの章では戸建売却が難しい理由3つをご紹介します。

 

 

戸建売却が難しい理由

中古の戸建は建物の老朽化が懸念される

隣人と土地の問題

戸建の購入は新築を好む人が多い

 

 

中古の戸建は建物の老朽化が懸念される【戸建売却】

 

中古戸建を購入する人が物件を選ぶ時にまず確認することは、建物の老朽化がどの程度進行しているかという点です。

 

戸建てを中古で購入される方は投資目的ではなく実際に住居として利用する方がほとんど。

 

購入する家の安全性や住み心地を気にすることは当然と言えます。

 

なかでも特に戸建購入者が気にする項目は「耐震性」「雨漏りの有無」です。

 

 

(1)耐震性

 

まず買主の方が心配するポイントは物件の耐震性が確保されているかどうかです。

 

近年でも日本では大規模な地震が頻繁に発生しています。

 

地震が発生したとしても倒壊しない安心安全な物件を購入したいと考えるのは当然のことです。

 

また家を建設した当時の耐震性は十分であっても、シロアリ発生により家の耐震性が低下している可能性もあります。

 

シロアリはかなり年数が経った物件にしか発生しませんが、戸建を購入する方は細かい点まで心配されることを売却側も理解しておくべきでしょう。

 

 

(2) 雨漏りの有無

 

購入した中古戸建に雨漏りが発生する可能性がある点も購入者側にとってはリスクであり、戸建売却が難しくなっている要因です。

 

雨漏りは一目でわかるものだけではありません。

 

豪雨時のみ天井にうっすらシミができる程度の分かりづらいものもあります。

 

耐震性低下や雨漏り有無は言わずもがな、実際に家に住む方にとって重大なチェックポイントです。

 

戸建をスムーズに売却するには購入者の不安をケアしていく必要がある点が、戸建売却が難しい理由の一つと言えます。

 

隣人と土地の問題【戸建売却】

 

隣人との関係性や土地境界線に関するトラブルも、購入者が中古戸建を選択しづらくなる要因となっています。

 

例えば中古戸建を購入される方が「隣人との関係性が既に良くない物件には入居したくない」と考えるのは当然ですよね。

 

購入者の方は近所付き合いも含めて新しい家で快適に住みたいと考えています。

 

隣人との関係性は現状何も問題ないですよと購入希望者に伝えることは、戸建を売却する上で重要なポイントとなるでしょう。

 

戸建の購入は新築を好む人が多い【戸建売却】

 

戸建に関しては依然、新築を建てたいと考えている人達が多いです。

 

前述の物件の老朽度や隣人との既存トラブルなどの不安点を解消できないと考える人が多いからです。

 

これに加えて、新築住宅を購入する場合の住宅ローンが中古物件を購入する場合より圧倒的に優遇されている点も、中古住宅の流通が低くなる要因となっています。

 

新築戸建てを購入する場合はローン残高の1%が所得税から控除されたり、各種給付金を獲得することができます。

 

もちろん中古住宅を購入する場合にも税制上の優遇措置を受けることはできますが、新築のものより若干劣ります。

 

以上ように金銭上の理由からも、中古戸建を選択する人は少ない状況です。

 

戸建を売却するには「売主買主が相互に納得できる価格で取引する」ことが大前提であることを留意しなければなりません。

 

 

戸建売却が難しい理由まとめ

老朽度や隣人との既存の関係性など、戸建購入者が抱える不安は多岐にわたる

税制上も新築購入の方が優遇されている。結果として中古戸建の流通性は低い

戸建売却時は購入者が抱える不安を払拭し、金銭上のメリットを示す必要がある

 

 

以上の理由により戸建の売却は依然難易度が高い状況が続いています。

 

購入者の目線で「何を不安に感じるだろう」と考え、ケアしていくことができれば戸建をスムーズに売却することができるでしょう。

 

【戸建売却】損を防ぐための4つのコツ

 

前の章では戸建売却が難しい理由を紹介いたしました。

 

戸建売却をスムーズに成功させるには物件購入者が抱えている不安を解消してあげるような売却活動が必要となります。

 

しかしながら「買主目線だけで取引すると売主側が損をしてしまうのでは?」と思われますよね。

 

そこでこの章では戸建を売却する際に損をしないためのコツを4つご紹介します。

 

 

損を防ぐための4つのコツ

不動産の業者選びは慎重に

周辺の環境をアピールポイントに

内覧の準備を怠らない

周辺の相場を把握しておく

 

 

不動産の業者選びは慎重に【戸建売却】

 

戸建売却をスムーズに完了させる上で最も重要なことは優良な不動産業者とパートナーシップを組むことと言えます。

 

売却活動は不動産業者の担当者と相談しながら進めていくので、優良な担当者と組むだけで売却のスピードや条件が良くなる可能性があるからです。

 

具体的には戸建売却が得意なもの、地域情報に精通している業者、豊富な販売実績を持つ業者が理想的な不動産業者と言えます。

 

不動産業者の中にはアパートの売却実績は豊富だけど戸建ての販売実績は乏しい業者なども存在します。

 

まずは自分が売りたい物件の売買を得意とする不動産業者を選ぶように心がけましょう。

 

また大手の不動産会社だけではなく地域密着型の中小不動産会社にも幅広く売却を相談することをお勧めします。

 

大手と中小では仲介できるユーザーの層が違い、幅広い規模の業者に査定を依頼することで好条件のユーザーとのマッチング率を高めることが可能です。

 

頼りない不動産業者とパートナーシップを組むと、売却活動がたちまち困難なものとなってしまいます。

 

最初の業者選びは慎重に行うように心がけましょう。

 

 

 

 

周辺の環境をアピールポイントに【戸建売却】

 

物件の周辺環境をまとめておくことも売却活動を進める上で重要なポイントとなります。

 

例えば駅や病院公園までの距離や移動にかかる時間などは顧客にアピールすることができます。

 

その他にもスーパーやコンビニ等、普段生活で利用している施設のアクセス情報を棚卸しておくようにしましょう。

 

また隣人との関係の良さをしっかりアピールすることも、戸建をスムーズに売却する上で非常に重要となります。

 

環境の良さを適切にアピールすることで、売却価格の交渉で優位に立つことが可能です。

 

内覧の準備を怠らない【戸建売却】

 

内覧は物件の良さを伝える重要なイベントです。

 

飼い主に物件購入に前向きになってもらえるように万全の準備を行いましょう。

 

 

行っておくべき内覧準備

室内の清掃

玄関前や庭部を含む照明の玉切れチェック

庭内および敷地周辺の除草作業

 

内覧準備を抜けなく行うことで物件が持つ魅力を買主に伝えることができるだけではなく、売却活動に取り組む誠実さをも伝えることが可能です。

 

「この人が住んでいた家ならば大丈夫そうだ」

 

「しっかりしてそうだしこちら側の相談も聞いてもらえそう」

 

このように買主に安心感・信頼感を持ってもらうことが、好条件で売却を成立させる第一歩となります。

 

周辺の相場を把握しておく【戸建売却】

 

物件の売却活動を始める際にはまず複数の不動産会社に一括で査定を依頼することが一般的です。

 

しかし市場価格から大きく外れた査定額を提示する業者もいるので、事前に自分の目で相場を確認しておくことをおすすめします。

 

売却希望額が低すぎると損をしますし、売却希望額が高すぎると売却成立までの期間が大幅に間延びしてしまうからです。

 

事前に物件の相場を調べるには相場情報サイトである「土地総合情報システム」「レインズマーケットインフォメーション」を活用することをお勧めします!

 

 

(1)土地総合情報システム

土地総合情報システム

土地総合情報システム

 

土地総合情報システムは国土交通省オフィシャルのシステムです。

 

国土交通省が不動産取引を行った人に対して実施したアンケート内容を集計したもので、システムを利用することで直近の不動産取引価格を確認することができます。

 

各物件の情報は平成17年以降から現在まで蓄積されているので、土地価格の推移・傾向を調べたい場合にも非常に有用です。

 

 

(2)レインズマーケットインフォメーション

レインズマーケットインフォメーション

レインズマーケットインフォメーション

 

レインズマーケットインフォメーションは国土交通省指定の不動産流通機構が運用しているサイトで、通称「レインズ」と呼ばれています。

 

先述した土地総合情報システムに比べ、物件条件の入力項目数とても多いことが特徴です。

 

例えばマンション・戸建てなどの大枠の種別選択の他に「間取り」「築年数」「駅からの距離」などの多くの条件を指定することができます。

 

これにより自分の家の相場を調べる際には「売却したい物件とほとんど同じの家の取引価格」を調べることが可能です。

 

データ参照可能な期間は直近1年以内ですが、さらに精度の高い相場情報を得ることができるといえるでしょう。

 

 

 

 

損を防ぐための4つのコツまとめ

適正な不動産業者とタッグ組むと売却活動の難易度は大きく下がる

駅やスーパーへのアクセス情報はいつでも購入希望者にアピールできるように準備しておく

内覧準備は抜けなく行い、購入希望者に「物件の魅力」「売却活動の誠実さ」を伝える

「土地総合情報システム」「レインズ」で物件相場を予め確認しておく

 

 

【戸建売却】苦戦する3つの理由と損を防ぐ4つのコツまとめ

 

中古戸建を購入する方は多くの不安を抱えているので、戸建をスムーズに売却することは依然難しい状況です。

 

しかし買主側の目線に立って、不安を一つ一つ解消することができれば戸建を売却することは十分可能です。

 

また、売却活動時の価格交渉を優位に進めるためには、念入りな準備が必要となります。

 

特に物件相場は事前に把握しておくと業者の言い値に振り回されずにすむので、業者に査定を依頼する前に忘れずに実施しておきましょう。

 

今回ご紹介した4つのポイントを押さえればスムーズに高価格で戸建を売却できる可能性が劇的に高まります。

 

ぜひ実践して、戸建売却の成功を掴み取ってくださいね。

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