不動産を売却する場合、一般的には不動産会社に「仲介」をお願いして、購入希望者を探します。

 

しかし、対象の不動産の状態や条件によっては不動産会社に直接買い取ってもらう「買取」が最適なケースもあります。

 

不動産の売却には上記の「仲介」と「買取」の2つの方法があります。

 

それぞれは特徴が異なりますので不動産を売却する予定がある場合は、しっかりとこの2つの違いを把握しておくことが必要です。

 

合わせてメリットとデメリットを理解しておくことも大事です。

 

買取にしても仲介にしても不動産会社に依頼する必要があります。

 

今回は不動産を少しでも高く売る為に必要な知識である、買取と仲介の違いについて解説していきます。

 

この記事でわかる事
2種類の売却方法
「仲介」とは
「買取」とは
「仲介」のメリット・デメリット
「買取」のメリット・デメリット
状況に応じて売却方法を変える
「仲介」に向いている人の特徴
「買取」に向いている人の特徴

 

【中古住宅売却】たった2つの売却方法

 

不動産の売却方法には「仲介」か「買取」かの2つの方法しかありません。

 

この2つの方法について詳しく解説していきます。

 

 

不動産会社に「仲介」してもらう

 

不動産を売却する場合、一般的には「仲介」で売却するケースが多いです。

 

仲介とはあなたの不動産を欲しがっている人を探し、売却する方法を言いますがこの際に、不動産会社に間に入ってもらうので仲介といいます。

 

不動産会社は売主から預かった不動産を、様々な宣伝活動を行い購入希望者を探し、契約に結び付けます。

 

仲介の場合、インターネットやポスティングチラシ、店頭資料などに物件の詳細を記載した広告を作成し買い手が見つかるまで地道に宣伝活動を行う必要があります。

 

その為、実際に不動産が売却できるのは販売開始から3カ月から4カ月が目安になります。

 

人気エリアにある不動産なら販売開始直後に売却できる可能性はありますが、一般的には3カ月から4カ月はかかるとされています。

 

不動産会社に「買取」してもらう

 

「買取」とは、不動産会社が買主になり直接買い取ってもらう売却方法です。

 

買取の場合、不動産会社に買い取ってもらうため販売開始から売れるまでの期間がありません。

 

買主が不動産会社の為、欲しがる不動産会社はいくらでもいますし、住宅ローンなどは使わず一括で購入してくれるので確実に売却できます。

 

買取をした不動産会社は買い取った不動産をリフォームして、利益を乗せて再販売をします。

 

【中古住宅売却】2つの方法を徹底比較

 

「仲介」と「買取」この2つのそれぞれのメリットとデメリットを解説していきます。

 

仲介のメリット・デメリット

 

仲介のメリットとデメリットは以下の通りです。

 

仲介のメリット
    • 買取よりも高額な売却ができる
    • 住みながらでも売却活動ができる
仲介のデメリット
    • 売却までに時間がかかる
    • 売却時期や金額の見通しがきかない
    • 売却していることがわかる
    • 仲介手数料がかかる
    • 瑕疵(かし)担保責任に問われる場合もある

 

仲介の一番のメリットは不動産を周辺の類似物件の相場で売却ができる事です。

 

一般の購入希望者に売却するので、周辺の相場の価格で取引できますので、買取に比べて高額な売却が可能です。

 

上記のリストを見て仲介のメリットが少ないと感じたかもしれませんが、この高額で売却できるというのが大きなメリットですので、よほどの事情がない限り仲介での売却をお勧めします。

 

また仲介の場合、現在売却予定の不動産に居住中でも売却することが可能です。

 

仲介の場合、買主が見つかってからも買主の住宅ローンの審査や必要書類の準備などにかなりの時間が必要になります。

 

そのため、不動産の契約が成立しても1カ月から2カ月ぐらいの期間が必要となります。

 

所有者はその期間を利用して次の引っ越し先を探す、もしくは次がすでに決まっている場合などは、引っ越しする期間にあてられます。

 

販売期間が長期間にわたる為、資金計画のめどが立てづらいというのが仲介の一番のデメリットです。

 

販売活動を始めてから一般的に3カ月から4カ月かかるとされていますので、いつ売れるのかわかりません。

 

その為、住み替えの場合などは売却した金額を次の不動産を購入する費用にするための資金計画の目途が立ちません。

 

不動産を売却後何らかの不具合が発見された場合、瑕疵担保責任を問われることがあります。

 

瑕疵担保責任とは
不動産を売却後一定期間内に見つかった瑕疵について修理などをする義務の事です。

 

買取のメリット・デメリット

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買取のメリットとデメリットは以下の通りです。
買取のメリット
    • 売却までに時間がかからない
    • 資金計画が明確
    • 売却していることがわからない
    • 瑕疵担保責任に問われる必要がない
買取のデメリット
    • 売却金額が仲介に比べて安い
    • 住みながらの売却が難しい

 

買取の最大のメリットは何と言っても即時現金を手にすることができる事です。

 

仲介とは違い、買主は資金的にも何の不安もない不動産会社ですので、契約が決まれば早ければ1週間で現金を手にすることもできます。

 

現金をすぐに手にすることができる為、その後の資金計画なども立てやすくなります。

 

また、買主が不動産会社の場合、瑕疵担保責任がない為、売却後に責任に問われることがありません。

 

ですが、仲介に比べると売却額は7割~8割程度に下がります。

 

【中古住宅売却】ケースによって方法を分ける

 

仲介や買取のどちらがおすすめなのかは、ケースやその人の事情によるところが強いです。

 

以下に仲介・買取どちらが適しているのか、お勧めな人の特徴を挙げておきます。

 

仲介がおすすめな人の特徴

 

仲介がおすすめな人の特徴
    • 不動産の売却時期がいつでも良く、余裕のある人
    • リフォーム費などが必要になっても問題がない人
    • 居住中のままの販売時に内覧者が来ても苦にならない人
    • 売却していることが周囲にわかっても良い人

 

仲介の場合、居住中のまま販売をすることがありますので、他人に家の中をじろじろ見られる事に抵抗のない人が仲介に向いています。

 

また、仲介で販売すると契約に結び付くまで相当な時間がかかる事がありますので資金的・時間的に余裕のある人である必要があります。

 

買取がおすすめな人の特徴

 

買取がおすすめな人の特徴
    • 次の不動産の購入などで売却資金の必要時期が確定している人
    • 仲介に比べて売却額が下がっても問題ない人
    • 即時現金を手にしたい人
    • 売却していることを周囲に知られたくない人

 

住み替え費用などでまとまった金額が必要になる時期が確定してる場合は、買取で即時現金を手にすることができる為、お勧めです。

 

また、販売にあまり時間をかけたくない人や、周囲に売却している事実を秘密にしておきたい人などは、販売活動を行わずにすぐに不動産会社が買い取ってくれるためお勧めです。

 

しかし、相場の7割~8割程度での売却になりますので、それでもすぐに現金を欲しいという人には買取が向いています。

 

 

【中古住宅売却】まとめ

 

不動産の売却には「仲介」か「買取」の2種類の方法があり、不動産をより高く売却するためにはそれぞれメリット・デメリットを良く理解しておく必要があります。

 

即時現金が欲しい人は「買取」、現金はいつでも良いから相場の価格で売却したい人は「仲介」がお勧めです。

 

初めに不動産会社の仲介により販売を開始し、一定期間内に購入希望者が見つからなかった場合などは買取に切り替えて、不動産会社に買い取ってもらうという方法もあります。

 

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