不動産を売却したいけれど、いくらで売れるんだろう?

 

不動産売却を考えている人はまず、自分の不動産が「いくらくらいで売れそうなのか」という相場を知りたいですよね。

そんな時に活用できるのが、信頼できるプロによる不動産査定です。

 

この記事では、そんな不動産の詳細な査定額を無料で知る方法・査定に必要な書類や準備をご紹介します。

 

無料と有料の不動産査定の違い

まず不動産査定を依頼する前に知っておくべきことは、不動産査定にかかる金額は基本無料という点です。

 

では、どうして料金が発生しないのでしょうか。

「基本無料ということは、例外的な料金とは何か?」についても説明していきます。

 

無料の不動産査定の特徴

原則、不動産の査定はどの不動産会社に依頼しても無料です

 

では、不動産会社はどうやって利益を得ているのでしょうか?
仲介手数料です。

 

詳しくは、以下の図を見てみて下さい。

 

不動産売却の仕組み

 

不動産売却の仕組み

 

仲介手数料の計算方法(取引額が400万円を超える場合)

(売却金額×3%+6万)×消費税

 

図のように不動産会社は、取引成立時点での売却金額から仲介手数料で利益を得ています。そのため、査定で見積もりを出す時点では料金が発生しません

 

 したがって売主は、無料で査定額を見てから売却するかどうかを決めることができます。

 

有料の不動産査定の特徴

では有料の不動産査定とは、無料の査定と何が違うのでしょうか?
プロの不動産鑑定士が不動産鑑定をする場合、有料になります。

 

有料の「不動産鑑定」とは、不動産鑑定士が不動産鑑定書を作成する場合のことです。

 

man writing on paper

 

主な用途として裁判所に提出するための資料だったり、抵当権や相続発生時の資産価値を評価する場合が挙げられます。

 

不動産取引に必ず必要な手順ではない上に、料金も安くないので利用する機会はあまりないはずです。

 

不動産鑑定料金の相場

土地のみ 土地と建物 マンション
20万円前後〜 20万円〜 25万円〜

 

不動産査定の仕組み

次に、不動産の査定はどうやって行われているのかを説明します。

不動産査定額の計算方法と、査定に必要な時間を見てみましょう。

 

不動産査定額を決める3つの方法

不動産査定には様々な方法がありますが、以下の3つが代表的な方法です。

1取引事例比較法

査定する物件と、条件の似ている事例を比較して査定額を出す方法。

 

 

立地や敷地面積などの条件が近い物件の取引成功事例が引き合いに出され、最も一般的な方法です。

 

2原価法

新築価格から、築年数や居住期間中に下がった資産価値を差し引く方法。あるいは、建物や土地を新しく用意する上での原価を想定して、査定額を出します。

 

3収益還元法

賃貸など、売却する不動産利用した場合、将来的に期待できる収益を元に査定額を決める方法。

 

収益還元法はさらに、直接還元法DCF法の2つに分けられます。

 

直接還元法

不動産を利用した場合、一定期間(およそ1年間)の利益を元に査定額を計算します。

 

DCFDiscounted Cash Flow)

不動産売却後、物件が生み出す数年間の利益(想定される家賃収入など)に加え、数年後の物件自体の価値を合わせて査定額を計算します。

 

いずれも素人が自分で簡単にできるものではないので査定は不動産会社に依頼する、という選択が現実的だということがわかります。

 

不動産の査定にかかる時間は?

不動産査定はそれほど長い時間はかかりませんが、査定のタイプによってかかる時間が異なります

 

その不動産の査定のタイプというのが「簡易査定」「訪問査定」です。

 

簡易査定机上査定

不動産会社の店舗やサービスによっては、電話インターネットで査定をするケースのことです。

早いと、数時間から1日で査定の結果を知ることができます

 

簡易査定の特徴

おおまかな見積もりが手軽にわかりますが、これだけで取引に移るということはないので、あくまでも目安となる査定です。

 

訪問査定

実際に業者が土地や建物を訪問して、日当たりや所在地のインフラなどの利便性を確認し査定します。

 

訪問査定の特徴

簡易査定と比べると、より手間のかかる作業なので数日から1週間程かかりますが、正確な結果を知ることができます

 

ネットでできる無料の不動産査定の使用方法

先述したように簡易査定だと、不動産屋さんに直接足を運ばなくても査定が依頼できます

 

インターネット上で査定が依頼できるのは、以下の2種類の方法です。それぞれの特徴を見ていきます。

 

直接不動産会社に依頼する

インターネットで「不動産 査定」と検索してみると、沢山の不動産会社のホームページがヒットします。

 

不動産 査定

 

利用したことのある会社やすでに不動産会社が決まっている場合は、そちらで査定を依頼することになるでしょう。

 

不動産の所在地や物件の詳細を入力していくことで、オンライン査定が可能です。

 

不動産一括査定サイトを利用する

一括査定サイトとは、不動産査定を一括で数社へ依頼できるサービスです

 

不動産一括査定サイトを利用するメリットは、以下の2点になります。
数社の査定を比較することができる

不動産の査定額は、不動産会社各社のノウハウや地域性によって異なります。なるべく高い売却額にするには、数社の査定を比較検討してみてください。

 

優良な不動産会社を紹介してもらえる

一括査定サイトでは、しつこい営業電話や実績のない業者を排除しています。信用ある取引がサイトによって保証されると考えていいでしょう。

 

不動産売却という大きい金額の取引を任せる相手を決めるにあたって、慎重になりすぎるということはありません!

 

一社のみの査定では不安な場合は、一括査定サイトを利用しましょう。

 

おすすめの不動産一括査定サイト

不動産の一括査定サイトもたくさんある上に、それぞれ色々な特徴がありますよね。

 

特徴とは、対応している物件の種類であったり提携する不動産会社の規模や数など様々ですが、中でも不動産売却のリセルがおすすめするのは『すまいvalue』です。

 

 

すまいvalueの特徴
  • 超大手の信頼と実績
  • 業界売り上げトップ3に一括査定を依頼できる唯一のサイト
  • 年間10万件を越える取引の満足度は95%以上
『すまいValue』をおすすめする詳しい理由と、2位以下の一括査定サイトランキングは、こちらの記事をチェックしてみてください。

 

 

不動産査定に必要な書類・準備

不動産査定は、事前に準備をどれだけできたかで進行具合が変わってきます。

 

事務的な手続き、あるいは詳細な査定をスムーズに進めたい場合は、書類を準備するなど自分ができる範囲のことを行っておきましょう。

 

不動産査定前に用意した方が良い書類

査定を円滑に進めるための書類を挙げてみます。

地積測量図・確定測量図

こちらは、不動産登記の際に必要な添付資料です。土地の面積や計算方法が細かく書いてあります。

 

不動産 査定 書類

 

法務局でも、インターネットや郵送でも手に入ります。

 

境界確認書

境界確認書とは、隣接する土地の境界線について、それぞれの所有者が合意をして決定されたことを証明する書面です。

お隣さんとのトラブルの原因になりかねないのできっちり確認したいですね。

 

発行するには土地家屋調査士の元、隣接する土地の所有者との立会が必要となりますので、新たに必要な場合は結構な手間がかかります。

 

他にも建物の設計図建築確認申請書などがありますが、そちらも用意するためには役所に出向かなければなりません。

 

woman signing on white printer paper beside woman about to touch the documents

 

 不動産取引を行うにはきちんと手続きしなければいけませんが、査定の時点で必ず用意しなければならないという訳ではないです。

 

不動産査定前にできる準備

不動産査定の前にやっておいた方が良いこととして、修繕履歴利用履歴を調べておくことが挙げられます。

 

査定額に影響を及ぼす要因はなるべく把握しておきたいですね。

 

修繕履歴」と聞くと価値が下がりそうなイメージがありますが、耐震工事害虫害獣対策など、売却する時の強みになることが多いので要チェックです。

 

white and black house near to pond

 

逆に土地の利用履歴は、土壌汚染などのマイナス要因です。査定に響く要素なのでこれもチェックしましょう。

 

 マンションの場合は、管理規約使用細則などももう一度確認してみてください。

 

不動産をなるべく高く売却するために

査定額に納得しても、実際に売却できる金額と一致するかどうかは、不動産会社と売主次第になります。

 

不動産をなるべく高く売却するために、不動産会社と信頼関係を築きましょう。

 

 

不動産取引というのは、普通の人であれば馴染みのないものであるはずです。

 

親身になって相談に乗ってくれる業者や、専門用語などを使わず初心者にもわかりやすい説明で納得のいく取引をしてくれる不動産会社を選びましょう。

 

 売却がスムーズに進むとは限りません。トラブルなども予期し、不動産会社選びは慎重にしましょう。

 

不動産査定後の売却活動の注意点

査定が終わったら、広告を出して買主を見つけ、手続きも不動産会社が引き受けてくれます。

 

しかし最後に、売主としてできることがまだないか確認していきましょう。

 

不動産会社に任せきりにしない

不動産会社は無造作に選ぶと、悪徳業者にあたってしまうこともあります。そういった最悪の自体に陥らないように、できる限りの下調べはしましょう

 

悪徳な不動産会社の特徴って?

 

囲い込みをする

 

囲い込みとは、仲介手数料を儲けるために買主と売主を斡旋することです。

買主と売主の両方の仲介を一社で引き受ければ、両者から仲介手数料を得ることができます。

 

 

 売主の合意がないままに独占的な取引を行うことは、違法行為です。

 

無意味な査定額の吊り上げ

 

悪徳な不動産会社が、仕事を引き受けるために無意味に査定額を吊り上げることがあります。

 

もちろんいい加減な査定額の売却価格で買ってくれる人は、見つかるはずもありません。

きちんと根拠のある査定なのかを、複数社の査定額や相場価格と比較することも必要です。

 

選択肢を多く持つ

もし買主が見つからない時でも、不動産会社が物件を買い取ってくれることもあります。

 

 

この場合、のちにその物件が利益を生み出した場合、売却金額に加えて利益を還元してくれる制度など様々なサービスがあります。

 

不動産会社との相談では、広い視野を持った取引を目指しましょう。

 

掃除などで物件の印象を良くする

事前の準備だけではなく、買取希望者が内覧をする時には、ハウスクリーニングを利用したり電球を取り替えて室内を明るくしたりと、物件の印象を高めることも大切です。

 

blue Honest plastic spray bottle

 

部屋が暗くて汚くても、査定結果は変わらないかもしれませんが、清潔で綺麗な家に住みたい売主の視点も考えましょう。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

不動産の査定は売却への第一歩です。

 

しっかりした会社と満足のいく取引をするために、きちんと売却相談をして妥協のない取引を目指してみてください

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